まずは空間実験こがねむしのふみえちゃん!
ダンスでおなじみのふみえちゃんですから、あんなに喋るとは! オーバーオールにランドセル。ちょー似合ってる。
急いでるけど空回り! 地ですか?と思えなくもないハマりかたでした。
いまのままでも十分にかわいいけど、きっともっともっとよくなる。わたし的には一番演出欲をくすぐられる(-_-)一篇でした。
次は西瓜さん、須貝さん、橋本さん、へもさんのユニット、orz…祈り でした。
一人の舞踏パフォーマーと3人の楽器のコラボ(っていうんですか?)。
舞踏が西瓜さん、サックスが須貝さん。橋本さんとへもさんは写真ありませんです。ごめんなさい。
西瓜さんのダンスはもとより身体表現ですし、須貝さんのサックスも息遣いが重要なファクターだしその上転がったり飛んだり身体そのものも動員されます。(サックスなど「吹く」楽器は強い身体性を伴いやすいんでしょう。)一方橋本さんの電子楽器はちょーデジタル。息遣いとかノリとかいった身体性から最も遠いように思われ、へもさんのベースとパーカッションがその中ごろに位置して、ユニットのそれぞれの身体性の濃度というか距離というか、その振り幅が統一されずに同じ舞台に乗ってる。それでいて何かしら対話が成立している??と幻想??させられる。異種格闘技の成立のきわどさに似た緊張と弛緩があります。
最後は西和恵ひきいる『和風レトロ』。
今回西ちゃんはちょびっと顔だしだけで、おもにこのお二人、
みかちゃんと渡辺くん出演。力の入れ所と抜き所の「妙」が和風レトロの魅力です。短い演しものにもかかわらず「わかんなーい」ところ満載ではありますが、そのこだわりのいびつさはだんぜん評価されるべき美点です。演劇的な常識から遠く離れて、ていうか演劇でなくて全然よくって、ガラパゴスのような独自の進化をしていって欲しいッス。
成長いちじるしいみかさん。ぶー

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