今年は色々な試行錯誤がいっぱい。特にテントは劇場も楽屋も大きく変更されて毎日調整中。
劇団的には天幕の長さの最終決定が今一番急がれる重要課題であり、今日はいよいよ仮決定した長さに実験天幕を裁断し紐をつけて具合を見てみる日。
そんな中、私のミッションはちょうどいい紐を検討して購入すること。
強度もありつつ、軍手をつけてても扱いやすい太さのあたりをつけて今朝ホームセンターに行ったものの、紐コーナーにある紐の種類の多さにボーゼン。
ポリと綿では値段が倍違うし、強度も違ってくる。(ネットでリサーチすると新聞をまとめちゃったりする弱々イメージのPP紐はなんと綿の倍の強度らしい!化繊つよー)太さもミリ単位で違うし、それに伴って値段も違うわ、紐の編み方で強度も違うし、はぁー紐の世界も奥深い。
毎回劇団の備品買い物は用途もコスパもドンピシャりを目指すのが個人的目標、私の楽しみなのだけど、あまりの選択の多さに途方に暮れる。合宿所でご飯を作ってるりーさんに現状を伝え「まあ実験と思って買ってみなよ!」の背中を押され、数ある紐の誘惑を押し切り、当初の計画通りポリの6mm金剛打ちを40メートルほど購入する。
そして午後、テント構造体が立っている水俣エコパークの現場に行って次なるミッションは購入した紐をちょうどいい長さに切ること。
その長さはハトメから止める単管までの距離、からのちょうど扱いやすい長さ…ってどのくらいだー!ええい私の答えはコレだ!行くぞ!と検討の末カッターで切る。切ったそれの端をヨレないようにライターで炙り、ビニテをつけてハトメに結んでいく。そうして天幕を張ってみると…
ちょうど良すぎるー!ベストオブベスト!ジャストミート!拍手!やったやったー!はーよかったよかった。