当初は左目がタダレ、ヨレヨレガリガリのボロ雑巾のようで、7月末頃は熱が出たり吐いたり歩けなくなったりで病院通いもしましたが、この頃は元気になり、別の猫かと思うくらい白くなりました。これなら『雪クン』と呼んでもOKじゃん!?彼は1日の90%くらい目を瞑って寝ていますが、室内に迷い込んだセミやバッタを捕まえて、全く遊ばずキレイに食べます。残飯で生きてきたのか、人間の食べ物の方が好きで、そして、よく舌をしまい忘れています。
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2020年08月14日
2020年08月05日
皆様おひさしぶりです。どいのでございます。
前記事で五月が私どいのが入院中である旨書いています。そのへんのことをご報告します。
昨年末より胃腸の調子が思わしくなく、その後様々な経緯、様々な検査もあって、昨年手術した胃がんの残存細胞が腹腔内に増殖していることがわかりました。つまり、胃がんの再発が宣告されたということです。これが先月のことです。
不調の原因になったがん細胞をこのまま放置すれば今後も腹部あるいは別の身体部位においても健全な細胞を破壊し続けていくことになることは明らかでした。
そんなわけで、現在は抗がん剤治療を開始しています。通院での治療です。
コロナ禍が世界を覆い、日本でもいったん収束するかに思えた中、豪雨の被害が相次ぎ、さらにコロナ禍第二波に襲われ、芸能はもちろん社会生活であれコミュニケーション様式であれ、近代世界が獲得してきた常識が通用しなくなるのかもしれないそんな世界の中、わたしは私の身体の不明をバタバタと彷徨していたのでした。
再発胃がんは完治が難しく、いわゆる延命治療が中心になります。延命というとその場しのぎ的な暗いイメージになるかと思いますが、一方でそれはそれ以外の死の原因を統べる「寿命」とのいわば追いかけっこであり、いずれが死をもたらすかの問題(に過ぎない)と考えることもできます。そのような意味で私は、(いまのところ)ぜんぜん悲観的ではありません。まだまだ楽しいことに出会えるし、知らなかった厳しさや快楽を知ることもあると信じて疑っていません。
しかしながら、それは病気以前と同じ生活・仕事のスタイルを必ずそのまま続けられるということではないという覚悟は必要でしょう。寿命との追いかけっこである以上、なんらかの治療は一生続く、ということなんです。(だって治療がなくなるということは、こちらから打つ手がなくなってる、ということですからね。)
そんな中、一年のうちの大半を旅に暮らすいままでの移動テント劇場スタイルを今後も安定的に継続していけるのか、正直そこは難しくなったんじゃないのか、と考えている私がいます。じゃあどんな旅なら可能なのか、いつ頃可能なのか? それに見合ったコンテンツとはどんなものか、いやそれ以前にコロナ禍あるいはコロナ後の世界でテント芝居は生き残れるのか、、、と思いは前のめりに、千々に乱れます。
劇団どくんごは危機を好機にしてここまでやってきた、と思うのです。ですから今日の危機も必ずや好機に変えて飛躍?変貌?をつかみ取りたい、その思いは溢れています。
しかし、しかしながら、まだ私の抗がん剤治療ははじまったばかりであり、現在の療法がどれくらい私に効くのか、副作用がどの程度のものであるのか、何もわかっていないのが現状です。そんなことがぼちぼち分かって自分の身体の自由と制約の把握ができてきたらまた何か報告できるのではないかと思います。
現状の治療の進行中は屋外作業自身あまりできないのがもどかしいですが、可能な提案や発想の訓練などをしていきたいです。
そんなことで、すみません、今後ともよろしくお願いします。
・・・・・
閾日記という闘病?ブログを書いています。誰に向けての表現でもなく、表現以前、個人的な覚書、うーん、つまり日記です。読んで欲しいかと聞かれたら全然読んでほしくはないのですが(笑)、隠しているわけでもないので。。。こちらです。
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前記事で五月が私どいのが入院中である旨書いています。そのへんのことをご報告します。
昨年末より胃腸の調子が思わしくなく、その後様々な経緯、様々な検査もあって、昨年手術した胃がんの残存細胞が腹腔内に増殖していることがわかりました。つまり、胃がんの再発が宣告されたということです。これが先月のことです。
不調の原因になったがん細胞をこのまま放置すれば今後も腹部あるいは別の身体部位においても健全な細胞を破壊し続けていくことになることは明らかでした。
そんなわけで、現在は抗がん剤治療を開始しています。通院での治療です。
コロナ禍が世界を覆い、日本でもいったん収束するかに思えた中、豪雨の被害が相次ぎ、さらにコロナ禍第二波に襲われ、芸能はもちろん社会生活であれコミュニケーション様式であれ、近代世界が獲得してきた常識が通用しなくなるのかもしれないそんな世界の中、わたしは私の身体の不明をバタバタと彷徨していたのでした。
再発胃がんは完治が難しく、いわゆる延命治療が中心になります。延命というとその場しのぎ的な暗いイメージになるかと思いますが、一方でそれはそれ以外の死の原因を統べる「寿命」とのいわば追いかけっこであり、いずれが死をもたらすかの問題(に過ぎない)と考えることもできます。そのような意味で私は、(いまのところ)ぜんぜん悲観的ではありません。まだまだ楽しいことに出会えるし、知らなかった厳しさや快楽を知ることもあると信じて疑っていません。
しかしながら、それは病気以前と同じ生活・仕事のスタイルを必ずそのまま続けられるということではないという覚悟は必要でしょう。寿命との追いかけっこである以上、なんらかの治療は一生続く、ということなんです。(だって治療がなくなるということは、こちらから打つ手がなくなってる、ということですからね。)
そんな中、一年のうちの大半を旅に暮らすいままでの移動テント劇場スタイルを今後も安定的に継続していけるのか、正直そこは難しくなったんじゃないのか、と考えている私がいます。じゃあどんな旅なら可能なのか、いつ頃可能なのか? それに見合ったコンテンツとはどんなものか、いやそれ以前にコロナ禍あるいはコロナ後の世界でテント芝居は生き残れるのか、、、と思いは前のめりに、千々に乱れます。
劇団どくんごは危機を好機にしてここまでやってきた、と思うのです。ですから今日の危機も必ずや好機に変えて飛躍?変貌?をつかみ取りたい、その思いは溢れています。
しかし、しかしながら、まだ私の抗がん剤治療ははじまったばかりであり、現在の療法がどれくらい私に効くのか、副作用がどの程度のものであるのか、何もわかっていないのが現状です。そんなことがぼちぼち分かって自分の身体の自由と制約の把握ができてきたらまた何か報告できるのではないかと思います。
現状の治療の進行中は屋外作業自身あまりできないのがもどかしいですが、可能な提案や発想の訓練などをしていきたいです。
そんなことで、すみません、今後ともよろしくお願いします。
・・・・・
閾日記という闘病?ブログを書いています。誰に向けての表現でもなく、表現以前、個人的な覚書、うーん、つまり日記です。読んで欲しいかと聞かれたら全然読んでほしくはないのですが(笑)、隠しているわけでもないので。。。こちらです。
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at 17:23
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