そのころ地球では

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2017年04月30日

積みました

　by うつば

上場稽古場の劇場テントもたたみ終わり、機材のあらかたをトラックに積みました。
さあいよいよ明日からツアーの始まりです。ツアー初日、出水公演は５月3日です。

at 18:04 | Comment(0)

2017年04月28日

贅沢だ！！

　by 石田みや

こんにちは、みやです。

今年は何度もアナウンスしていますが前半と後半は役者が替わるレアスタイル。

もちろんタイトルや芝居内容も違うのです。

…ってことは

チラシとかどうするんだろう？

はい。そうなんです、チラシも前半と後半で違うのです！ぜ、贅沢だ笑

左が前半「愛より速く 2号」には空葉影朗。右の後半「愛より速く FINAL」には時折旬が写ってますよー。

ポスターも違います！

空葉さんがファイナルの方をフンって感じでみてますね。

今年はなんとなく笑えるチラシなのでじっくり見てあげて下さい！

出水公演まであと4日！ひー！

頑張りまーすo(^▽^)o

at 12:19 | Comment(0)

2017年04月26日

『2年かけて全国をまわろうプロジェクト』その心は？

　by 五月

夜は通し稽古をしつつ、会計整理と報告資料作成にウンウンいっていたここ数日。

2017年ツアー　会計の収支予想は500万超の赤字！どひゃー！びっくりするわー！

でもまあ、満席だ何だと言っているのはごく最近の話なのであって、テントツアーで数百万の借金を抱え、返してまた貯めてまたテントツアーに出る、というルーチンを20年近く繰り返してきた「どくんご」だし、その長い時間の中で、今どくんごに関わってくれている多くの人たちとの出会いがあり、テントの芝居とツアーについてのノウハウがあるわけです。拠点を埼玉から鹿児島に移し、ツアー期間を4か月から7か月に、公演地をそれまでの20か所から38か所に増やした2009年も、新規公演地が20か所以上で、似たり寄ったりの状況でした。新規開拓の年はこういうものだねえとも思うし、この8年間の広がりによって、2009年とはまた随分違う2017ツアーになるのだろうと楽しみでもあります。

さてしっかし、ようやっとお客さんも増え、借金をせずにツアーをスタートできるようになった途端にまた、大きな借金を負ってしまう『2年かけて全国をまわろうプロジェクト』って「何なんだー！？」　もう一度考えておく(笑)。

理由は色々あります。

新規開拓しなくても、一昨年くらいから公演地が1ツアーに入りきらない状況で、どこを休むのか？という時に、わかりやい納得しやすい形を作っていかないとスゴク気持ち悪い、とか。今年、東京の設営地確保に苦労しているように、今後大都市の設営地確保はますます厳しくなってくるだろうし、大きい拠点にばかり頼っていてはだめだろう、とか。

でも、なかなか言葉にしにくんだけど『2年かけて全国をまわろうプロジェクト』は、もっと本質的な「どくんごの演劇観」にかかわる問題だろうとも思っていて。

役者が精進するのはあたりまえ。舞台の上で起こることについて、自分たちがおもしろいと思えるものにするべく工夫し努力するのはあたりまえ。その当然のことをした上で、それでも舞台の上で起こっていることは、その日の芝居の全部ではなく一部でしかないと私は思っている。

自分たちで立てたテント劇場、それを取り巻くその日の風景、その日のために尽力した受け入れとその日集まってきたお客さん、そういうものが集まって作られるその日その場の空気、そこに稽古を重ね工夫してきた芝居が加わって、初めてひとつの演劇になる。

今は多くの演劇が、きれいだけど縛りも多い劇場に閉じ込められて、その枠の中で、舞台の上のことだけを作らざるをえない。上手な役者、おもしろい役者はたくさんいるだろうし、ストーリーの創作や言語センス・リズム感にすぐれた書き手もたくさんいるだろう。でも、それだけじゃあ全然退屈だと私は思うのだ。その芝居を取り囲む「劇場」と、そこに集う人たちが作る「場の空気」は、「その演劇の一部」であり、そこに創意やこだわり・愛情を感じられることが大事。テントでなくてもそういう視点を持った取り組みはたくさんあるし、そういうものに出会うと本当に楽しい。

そのように考えると、どくんごの受け入れは勿論、劇場に集まってくれたお客さん一人一人もその日の芝居の参加者であり、「どくんごの演劇」とは、「どくんごがテント劇場を立てて芝居をする」というツールを基にして、その劇の場で、その時間、そこに集った人たちが共に生きる時間であるとも言える。もちろん協力的な人ばかりじゃないです(笑)！

舞台に上がる合間に、苦情を言ってくる人に対応したり、出たり入ったりを繰り返す子供を脇に引っ張って行って「見てられないならもう入れない、外で遊んでろっ！」と怒ったり、そういう一つ一つも芝居に影響を与え、その日の芝居を作っている。

私が最近「新作主義」にうんざりするのも、舞台の上の目立つとこだけ新調しててもダメなんだよねーと思うからだ。劇場とか「場」を考え作っていくことは舞台の上の事を考える以上の労力と根気が必要で、良いシーンとか役者の精進はもちろん芝居に必須だけれど、個人や劇団の自己表現にとどまらない、もっと大きな、あるいはささやかな、表現の集合体であるところが「どくんごの演劇」の根幹だと思う。

それにね、ストーリーであれ何であれ、舞台上が面白すぎる芝居ってのもどうなのかなーって思ったりする(笑)。いや、面白いものを作ろうとはするよ、するけど、それは、笑ったりワクワクしたり悲しくなったり、心を色々に動かすことで、観る人の気持ちがリラックスして、心が軽くなったりちょっと自由になったりして、場の空気や風景や風や光を感じ、ふと何かを思い出したり、普段は考えないことを考えてしまったり、ふと立ち止まって自分の内側を感じる時間になればいいなーと、キツイ世の中で固まった心が少しやわらかくなったらいいなあーと思うからなんだ。舞台の上がおもしろすぎて（？）、もっと笑いたいもっと楽しませてほしい、みたいだったら、それってむしろ観る人の心を不自由にしてない？？って思ったり。まあこの辺は私の趣味かもしれない(笑)。

全国に仲間を増やしたいとか、友達の輪を広げたいとか、人気劇団になりたいとか、そんなことはカケラも思ってないけど、どくんごに関わろう、公演を一緒に作ろうと思う人たちがいるなら、そこに行って一緒に芝居の時間を作れるどくんごでありたい。

今のスタイルでそれが無理になっているのなら、自分たちが潰れない範囲で、スタイルを変えていかなければならない。

それゆえの『2年で全国をまわろうプロジェクト』。

2017ツアーどうなるか楽しみだーー。

at 12:06 | Comment(2)

2017年04月25日

出発前あれこれ

　by どいの

初日終えて、旅仕様の体制にしつつ、お芝居にも中小の変更を加えつつ、連日通し稽古を続けています。
芝居づくりのこのへんの「しつこさ」が最近のわたしたちの持ち味に（苦笑）なってきてるんですよね。このへんで手を抜くともう一年中、中途半端なお芝居持って歩いているような気分でモヤモヤすることになるんで、このツメが大事です。

石巻のけんちゃんが送ってくれたどマークのカッティングシート。前のがかなり古くなってきてたので、ありがたいです。りーさんとやっしで貼ってくれています。これ貼るの難しいですよね。

同じくけんちゃんが送ってくれたステッカーです。今年はちょっと大きめのもあります。

初日終わってから大急ぎで作った「FINAL」のポスター届いてます。

劇団メインボードです。特に意味ないです。

作られているDMの束です。

倉庫１。劇場美術や物販グッズにかかる品が収められています。

倉庫２。照明機材。現在使われていないもの。

倉庫３。衣裳、幕などの布モノが収められています。

これはママさんダンプと言って、雪かき道具です。例年はものすごい活躍ぶりですが、今年はあまり機会がありませんでした。

音響卓ZOOM R24。

照明卓SCENE SETTER 24。不満もたくさんありながらいまのところこれしか選択肢がないかな。右上の付属品みたいのはFMトランスミッターです。
などとどうでもいい写真を撮って歩いていたら、カッティングシートの作業が終了してました。記念写真。

at 16:20 | Comment(0)

2017年04月22日

DM作業中

　by 五月

続々と届くチラシ！

at 21:48 | Comment(0)

2017年04月21日

楽屋をたてました！（今年一発目！）

　by Lee

今日は、ツアーに備えて、今年初めての、楽屋たて！

お天気に恵まれて、気持ちのいい空の下での作業になりました。

私は、はじめての作業を記憶するのに必死。

お、覚えられるのかなあ……。

楽屋完成後、楽屋の中で、みやちゃんと「楽屋、めっちゃ落ち着くねえ～。」と話す。

久しぶりの楽屋で、憩いのひと時をすごしたのでした。

その後、劇場テントからすこし離れたところにつくっていた練習用の舞台が、バラされました。

1月中旬に設置されて、約3ヶ月間、たくさんお世話になった舞台がなくなって、ちょっぴりしみじみしてしまった。

舞台がなくなったあとがくっきりとわかる。

舞台の下になっていた地面からも、草が生えていた。

舞台下の草は白くて、太陽があたらないとこうなるのかーと思いつつ、太陽があたらなくても地を破って生まれ出てきたんだなあ！と、ちょっと感動。

その後、広場の奥へ行き発声しているとき、足元を見て、「こんなに草はえてなかったよなあ」って気づいて、思わずパシャり。

そう思って見渡せば、数ヶ月前は茶色だった広場が、一面の緑じゃないか！変化に気づかなかった！

やー、こんなにまるごと変わっているのに、“気づかない”もんなんだなー。

上場に来て今日で99日目。

ひとつの季節が過ぎ、新しい季節になったんだなあと、いろんなことが教えてくれたいちにちでした。へへへ。

今日は写真をたくさん載せてみたぞー。

最後に一枚。

ツアー中はありえない配置の劇場テントと楽屋テント。

at 20:44 | Comment(0)

2017年04月19日

裏の椿

　by 五月

合宿所の裏に一本だけある椿〔？〕。寒い上場で雪の中でも例年よく咲いているのですが、去年のツアー後に、私が日当たり優先でめったやたらに枝を切ったので生命の危機を感じたのでしょうか？今年の咲きっぷりと花の落ちっぷりがスゴイ。一個一個手のひらサイズの凝った造形の花なのに、開ききったかきらないかのうちにボタンっボタンっと落ちて腐っていき次から次へと咲いていく。風情とかかけ離れたその豪快な勢いに唖然とするやら感心するやら。